Materia Primaは、
編集者でキュレーターの
永井佳子さんが主宰する活動です。
定期的に冊子も刊行されています。
Materia Primaについての
永井さんの言葉はこちら。
「何かを作ること。それは目の前に
立ち現れる問いに対する答えをもとめて、
考えて、手を動かして、
自分以外の人と対話をして、
試行錯誤することです。
私たちはアート、デザイン、建築、
映像、文学など、様々な分野のなかに
どうにか収められた作品、
と呼ばれるものに触れています。
それは一連のものを作るプロセスの
ひとつの結果です。だけど、
その結果に行き着くまでに
切り捨てられていく考えや、失敗や、
考えを発展するきっかけになる出来事は、
結果以上に豊かなことがあります。
Materia Primaはつくることの
リアリティを共有する小冊子です。
作家との対話やその人のポートレート、
作品の制作プロセスや観客の反応など、
多角的な切り口から、今の世界のあり方と
そのなかで創造することのつながりを考えます。
『Materia Prima vol.3 – イザベル・ダエロン』
ドローイング:イザベル・ダエロン
インタビューと文:永井佳子
デザイン:サイトヲヒデユキ
判型:A5判 8ページ/A2リサーチウォール/ポスター付き
たとう紙 活版印刷
パリを拠点に活躍するデザイナー、
イザベル・ダエロンは水や太陽、
風などの自然エネルギーの循環を使って
人間が居住する空間のデザインを行っています。
インタビューでは水という課題に注力して
デザインを始めたきっかけについて聞いています。
水の循環のメカニズムを示した描き下ろしの
ドローイングポスターと「描きながら考える」
というダエロン独自のデザインメソッドを
表したリサーチウォール付き。
イザベルさんは1983年フランス生まれ。
パリ国立高等工業デザイン学校卒業。
公共空間での環境問題を視野に入れ、
自然資源と居住するためのシナリオを
デザインしている。雨水を採取する装置、
枯葉を採集する装置、パリ市内の
飲料不可能な水のネットワークを使った
装置など、自然の循環に着眼した作品を
制作。Studio Idaeを設立し、リサーチ・
都市デザイン・空間デザインを統合した
活動を行なっている。
https://materiaprima.site